いつでも精一杯走ってきた
日本アカデミー賞 最優秀主演賞
「俳優ではございませんし、日本では歌って踊っていますし、5人でグループとして活動しています」
大きな舞台でするコメントで、自分のことよりグループのことを言えるってことがファンとしてというより人として不思議で。だけど、自分の夢より嵐の夢というか。嵐の夢こそ自分の夢というか。そんな姿勢がとんでもなく輝いて見えるのは確かなことだって気づいてて。
「あなたの優しさには温かさがあります」
そんな言葉を紡げるあなただってとても温かい人だということは百も承知で。
「後輩の初主演映画で悪目立ちしないように」
自分だって声優として出てるのに何を言ってるんだ。引っ張りに引っ張って逆に目立ったわ。でも、後ろ向きな気持ちが少しも残らないのはなんでなんだろう。あえて言ってないことや、言わないことはあったとしても、あなたの言葉には嘘がないことが分かるからなのかな。
そんなあなたが。自分個人よりグループなあなたが。自分の話はあまりしないあなたが。賞なんて別にって話してたあなたが。「悔しい」「賞が欲しい」って。なにこれ?私今泣かなくていつ泣くの?にのが実感湧いてなくて泣けないのなら、感動して鳥肌たってる私が先に泣いてやる。
「ジャニーズってダッセーよなみたいなこと言われると、なんかすごくやりがいが出てくるんだよね。」って情熱大陸で話してたね。ファンがどれだけ声を上げても分かろうとしない人にはずっと伝わらないままなのだろうけど、にのの、アイドルの、本気が人の気持ちを動かすんだろうな。
「自分の役割は知ってもらうきっかけになること」
とにのが言うのなら。その言葉を真摯に受け止めるよ。
「アイドルは伊達じゃない」
とにのが言うのなら。風をおくるよ、おくり続けるよ。
にの、最っっっ高にかっこいい。
心からのおめでとう。